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窓ガラスのリフォーム

あの寒々しい祖母の家が窓のリフォーム

エコポイントが付く、という波に乗って、祖母の家では数年前に1階のすべての窓が二重窓になった。
祖母の家の悩みといえば、地面からの冷えと隙間風。夏はひんやり涼やかで居心地がよく、同じ市内に住んでいても夏はクーラーが全くいらなかった。過去形なのは、昨今の温暖化の影響か、2000年を過ぎたあたりでクーラーを取り付けたせいだ。それでも、我が家と比べ、夏はずいぶん過ごしやすい。

しかし、問題は冬だ。
祖母の家と言えば、昔ながらのストーブとこたつが北側のリビングに設置されていたが、その有効範囲を過ぎると驚くほど冷たく寒々しかった。お手洗いに行くだけで体がずいぶん冷えた。窓は常に結露に濡れ、冬休みで泊まっていた子供のころは指先で落書きをしていたものだ。

山中にあるためか、祖母の家周辺は毎年雪が積もり、路面が凍った。同じ市内でも、私の住んでいた実家周辺には、霜が多少できた程度だったが山中と平地ではまったく違うのだった。しかし、雪は積もっても2~3日あれば溶けていた。路面が凍ることはしょっちゅうだが、西日本であるし東北や北海道のような雪国ではない。
その半端さが、祖母の家の半端さにも影響していたのだ。寒々しい家だった、という記憶がある。

「おばあちゃん、パジャマ買ってん。冬はあったかくしてなぁ」と誕生日にプレゼントを贈ったのは数年前のことだった。祖母の部屋は、北側のリビングよりひどく、北西にある。木々によって遮られ、夕日が少し差すだけの部屋だった。
「おばあちゃんな、寝間着欲しかってん」と喜んでくれたことが本当にうれしかったが――やはり、この部屋は寒いのだ――と内心では眉をひそめていた。とはいえ、伯父の家でもあるしお金のない私には口のはさめない問題だった。

その祖母の家が窓ガラスリフォームに踏み切ったのは、エコポイントが付くためと……身内の大工さんがほぼ材料費だけでリフォームを行ってくれたためだ。祖母が寒いのは気の毒だから、という善意から、商売抜きで行ってくれたのだった。エコポイントも合わせると、従来の3/1ほどの額での施工になったらしい……とは母が耳打ちしてくれた。
大工さんにただただ感謝である。

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