そして、旭硝子の内窓「まどまど」ならば、さらに効果がプラスされるようだ。
まず、旭硝子の取り扱うガラスの中から「まどまど」に使用するガラスを選べる点が魅力的だ。例えば、エコガラスを取り付けるなら、断熱性、結露防止、省エネ、防音、防犯にプラスして、UVカットと遮熱効果がつく。遮熱効果とは、太陽光からの熱をカットする効果である。そのため、夏場の強烈な西日も和らげることが可能なのだ。
「まどまど」を防犯ガラスにすると、補助錠だけではなくガラス自体に泥棒の侵入に5分以上を稼ぐ強度が備わる。防火ガラスにすると、防火効果がプラスされるのだ。
外側の窓ガラス自体も機能性ガラスへすることで、より効果を高めることや効果をプラスすることも可能になってくる。組み合わせを住まいに合わせて選ぶことが可能な点も、「まどまど」の強みなのだ。
それ以外にも、「まどまど」を障子のようにデザインすることも可能だ。
曇りガラスを格子戸にあてはめるため、和室にも違和感がない。また、サッシをそれ以外にも4つの色からも選べるという。部屋の雰囲気もそれによって変わってくるだろう。
調べてしまわなければよかったな、と少し苦笑してしまった。
知っていたら、適当な内窓ではなく、こちらの「まどまど」にするよう口を挟んでいたかもしれない。防音効果も素晴らしく、ホームシアターが作れるほどであるという。やはり取り付けるなら、様々な機能のものが欲しいのだ。
しかし、内窓はすごいよ！ ということに変わりはない。
家が寒くてしんどい方は、窓を見直されることをお勧めする。もしかしたら祖母の家のように窓だけではなく床や壁も「断熱化」が必要であるかもしれないが、窓を替えるだけで本当に変わるため、きっと過ごしやすい住まいになるだろう。